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連休で読ませて頂きました

  • 執筆者の写真: forstwald2019
    forstwald2019
  • 8月11日
  • 読了時間: 1分

更新日:8月13日

 一昨年清和先生にご講演いただいた時、書籍を販売させていただいたご縁で築地書館さんから時々新刊発行のご連絡をお葉書でいただくようになった。

 先日清和先生の新刊が出たとのご連絡を頂き、即購入。「自然に倣う広葉樹の森づくり」良い表題の新刊だ。

 林業という経済的な視点も含めながら、大径木こそが重要であることを説かれている。何世代にもわたる林業はあまりにも時間軸が長く、フォレスターは寿命500年くらい欲しいなと思いながら読み進んだ。

 「自然界にあり得ない林相を目標林型にするんじゃないよ」という教えは、清和先生に洞川の植林地でご指導いただいた時にもあった。227ページには苗圃を見ていただいた時のことにも少し触れてくださっている。

 そのほか「どこまで森をないがしろにする」など共感の持てる言葉も多々。「森との約束を果たす」「森が約束を守ってくれる」

 278~279ページでは今、我々がまさに取り組みを始めようとしている「森林環境税は山に住み、山で働く人のために使われるべきで、脆弱な森林を増やすために使うな」という下りがあるが、本当にそう思う。山際で快適に住める日本になれば森がきっと約束を守ってくれるのである。


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