千本谷上流エリアの追加選木と病気発見
- forstwald2019
- 6月4日
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防鹿柵の移設が完了し、残った時間で千本谷上流エリアの追加選木を実施した。昨年ギャップを設定し、作業道の支障木も伐採木にカウントしたのだが、伐採率50~60%(清和研二先生の指導)には程遠い30%程度だったので、そのほかの部分の間伐も実施しなければと選木を実施した。選木をしているうちになんだかおかしな枯損木が時々あるな?と感じていたが、作業を終える時間になって帰路、上を見上げると妙なコブのついた枝の木がある。このコブはなんや?ネットで調べると「スギこぶ病」と言うこと。真菌類が引き起こす病気らしい、と言うことはスギのミズムシ?なんとこの病気は厄介な病気らしい。「見つけたらすぐに伐倒して、全て林内から持ち出す」との対処法が書かれているが、それはなかなか難しいなぁ。症状を観察していると、枝に発病し、葉っぱが正常に光合成が出来なくなってきて、最終的には木が枯れるような感じだ。
とにかく、伐倒木として優先的に伐倒したいと思う。これが、かなり数が多いので大変だ。思い切って切るきっかけにはなる?
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