top of page
検索

キハダの森現場確認

  • 執筆者の写真: forstwald2019
    forstwald2019
  • 2023年6月7日
  • 読了時間: 1分

 キハダの森に向かう村道の橋の工事が終わり、通行できるようになったので、豪雨被害と植栽木の成長を確認に入った。

 作業道はほぼ被災なし、流石に「壊れない道づくり」だ。植栽木も順調に生育してくれている。予想していたことではあるが、地形的な成長の差が大きい。下部の堆積土砂エリアのキハダは随分調子良く成長してくれている。周辺の草本類の高さを既に超えているようなものもある。逆に中腹以上の山肌になるとキハダの生育は山麓ほどではない、ただ、この辺りだとミズメ・ミズナラが勢いよく成長してくれている。山麓に植えたオオヤマザクラも活着してくれたみたいだ。今まで気付かなかったが、アオダモの大きな株立を発見。多分盗難者から没収したものをまとめてここに植えたのだろう。株分けして分散してやりたい。

 防鹿柵を設置する前は沢筋にすごい勢いでクリンソウが拡大したが、防鹿柵設置後その勢いは著しく減退している。鹿の食害を受けないという一人勝ちのアドバンテージが役に立たなくなり、自然な多様性のバランスが取れるようになったのか?代わりにササユリが山全体に増えてきている。植生のバランスはいろいろな環境の影響を受けることがここをみていると良くわかる。




 
 
 

Comments


© 2019 by Forstwald Sugimoto Kazuya

Proudly created with Wix.com

bottom of page