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ミズメウィスクを地域産業に!

 天川で実施している広葉樹の森づくりでは、先駆樹種であり、木材も価値の高いのミズメをキハダの次にたくさん植えている。そのミズメも木材が収穫できるまでも何らかの地域産業にできないかと思いついたのが、サウナのウィスク(ビヒダ)。

 サウナの本場フィンランドでは白樺の枝葉で作られているが、同じカバノキ科で、サリチル酸メチルのスッキリした芳香がより強いミズメの枝葉でサウナウィスクを作ればバカ売れするだろう!(甘かった・・・)

 試作品は、各方面で大好評だったが、実際には殆ど売れず、日に焼け色褪せたり、虫に喰われたりで、昨年晩秋に全部焼却した。その経験から、受注生産〜生ウィスク(多くの場合乾燥している)を受注生産だけしか受けないと心に決めた。

 ところ・・・・先月知人から一本だけ注文が入り、今回は洞川の有名旅館さんから最低ロット10本を受け入れていただきご注文をいただいた。この取り組みは、私が小銭を稼ごうということでは決して無い。洞川に植えたミズメの枝葉を地元で活用して地域の若者の仕事になることを目指しているのです。だから、若者の仕事として納得いく価格で販売しようと思うので高くなってしまいます。すみません。

 でもね〜。自画自賛ですが、この生ウィスク本当に爽やかな香りで最高ですよ〜〜〜。これは天川村の名物になると思う。ただ、今月いっぱい?遅くてもお盆くらいまでかなぁ?段々虫喰いの葉が増えてきて商品にならなくなると思います。5月末に葉っぱ出て8月上旬までかな?その時期しか楽しめないと言うのもこの生ウィスクの魅力になるかも???






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